2014年6月19日木曜日

Paph.Wellesleyanum(パフィオペディルム ウェルスレイアナム)Paph.Conco-bellatulum(パフィオペディルム コンコベラチュラム)




Paph.concolor(パフィオペディルム コンカラー)を親としたプライマリー交配2種です。






ウェルスレイアナムはPaph.concolor×Paph.godefroyae

















コンコベラチュラムはPaph.concolor×Paph.bellatulum








先月、サンシャインシティで開催された蘭友会らん展で花付き株を購入しました。

どちらも両親の形質をバランス良く受け継いだ良い花ですね^^

特にコンコベラチュラムは、以前ご紹介したウェシャンエンセと比べると濃色で花形が整った丸型です。
■ウェシャンエンセ
http://orchid-c-v-f.blogspot.jp/2013/12/paphiopedilum-wenshanense.html

どちらも花の大きさはそれほどでもない為、お手頃な価格でしたが
年々良い株が流通する様になっていく事を感じます。

栽培については、ウェシャンエンセと同じく強健。
冬場の最低温度を20度に保つことが出来れば、暑さにも強く育てやすい品種です。

パフィオペディルムの栽培で気を付けたいのは根腐れと軟腐病対策。
経験的にバーク植えの場合、バークにカビが生えると軟腐の発生が増えるように感じます。
蒸らさない事はもちろんですが、我が家では、竹炭、石灰岩、日向土、ヤシガラのミックスコンポストで植えると多少水が多くても良く育つようです。

2014年6月12日木曜日

C.cernua(旧ソフロニチス セルヌア リオデジャネイロ原産)

C.cernua(旧ソフロニチス セルヌア リオデジャネイロ原産)

旧ソフロニチス(現在はカトレア属)は育てにくいという先入観があるのですが、セルヌアだけは例外で比較的作りやすいそうですね^^
日本の猛暑もなんとか過ごせるようです。
今回の株は、2014年4月の蘭友会の例会で販売されたグロワーズコンテストの株です。
購入時に蕾を持っていたらしく、さっそく開花してくれました。
このところセルヌアも改良が進み、丸花のセルフ苗が手ごろな価格で購入できるようになりましたが、今回の株は山採株の為
ホッとするような素朴な美しさのある株ですね(*´∀`)

原種交配は魅力を高める素晴らしい育種ですが、時折こういった自然な造形も趣きがあります♪

リオデジャネイロ原産のこの株は、通常のセルヌアに比べて大型の株で、花数も期待できそうです^^