2014年2月12日水曜日

Phalaenopsis amabilis(ファレノプシス アマビリス)

 蘭友会では毎年、世界らん展日本大賞のディスプレイ部門に出展しています。
ディスプレイの飾り花として


Phalaenopsis amabilis(ファレノプシス アマビリス)

を購入しました
原種の胡蝶蘭ですが、比較的寒さに強く小型の株が人気となり
現在最も流通している原種なのではないでしょうか?

繰り返し交配され選抜された事により、交配種に負けないくらい花弁は丸くなっています。

個人的には野性味のある株が好みなのですが、近年では手に入りにくくなってしまいました。

原産地はフィリピンをはじめとした東南アジアの島々ですが
乱獲や原生林の伐採により野生株は絶滅しているとのことです。

アマビリスも洋ランを作り始めた二十年ほど前に
栽培に試行錯誤した思い出深い蘭です。

最低温度15度以上、素焼き鉢にミズゴケ植えにして乾かし過ぎず、やや弱光の環境を整えてやることで栽培は容易ですが

当時は蘭の栽培に慣れておらず、根腐れを起したり、強光や炎天下での灌水で葉焼けを起こしたりと酷い栽培でした。

ただ、いまだに試行錯誤の蘭が数多くあるので、あまり昔の事と片付けられないのが辛いところですw

栽培スペースに余裕もできたので、思い出の株を少し集めてみたいと思います

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